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2023年09月15日

海洋地球研究船「みらい」MR23-05 Leg2航海に参加しました(C02班)

 昇温、海洋酸性化といった環境ストレッサーや、大気を介して沈着するエアロゾルなど、海洋環境は緩やかに変化し続けています。西部北太平洋亜寒帯域は生物生産が高く、水産資源が豊かな海域として知られている一方、深刻な酸性化の進行が懸念されている海域でもあります。これら環境変化に対する生物応答や物質循環への影響を定量的に評価するために、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の時系列観測点K2(北緯40度、東経160度)を中心とした観測を、2023年7月27日から8月17日に、JAMSTECの海洋地球研究船「みらい」により実施されました。今後は、本航海で得られたデータと、現在開発中のCOCO-FlexPFTモデルを組み合わせ、分析を進めていく予定です。

キーワード:  北西部北太平洋、海洋酸性化、基礎生産、時系列観測