研究分野・班一覧 本研究領域は 3分野・7班(公募班を含めて10班)で構成されます。 A分野(A01- A03 班&公募A04班)では、生物圏機能の最適化と変動環境への応答のメカニズムを解明するための研究を実施します。主要機能を担う植物、微生物、そして生態系について生産力の最大化や物質循環の恒常性維持を実現する生理的機構、さらには遺伝子発現などの分子生物学的機構の解明を進めます。 A01炭素貯留を最大にする最適な森林の予測A02森林機能の最大化のためのゲノム・形質・生態の革新的な統合アプローチA03土壌微生物機能発揮の鍵となる群集・メタゲノム構造の特定A04公募研究 B分野(B01-B02 班&公募B03班)では、現在進行中の地球環境変動がもたらす生態系変化に関する研究を実施します。野外調査および衛星リモセンを活用し、生態系の構造と機能に 関する全球データの網羅的な収集解析および操作実験によって新知見を得ます。 B01東ユーラシア低〜高緯度域を縦断した大気-森林生態系の 物質交換機能解明B02リモートセンシング技術による生態系構造、機能及び多様性の高精度観測B03公募研究 C分野(C01-C02 班&公募C03班)では、生物圏機能を全球スケールでシミュレートするモデルの開発と応用に関する研究を実施します。 世界最高水準の高分解能モデルを開発し、様々な条 件下での生物圏機能をマッピングします。また物理的な気候フィードバックを含む地球システムモデルとの連携による対策の実効性評価を行います。 C01高分解能な生物圏モデル開発と緩和シナリオの検討C02地球システムモデルによる生態系環境適応が気候へ与えたフィードバックの解明C03公募研究