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2024年11月07日

B02班の技術提案が「マリンテックグランプリ2024」にて地球未来賞を受賞

執筆者:小林秀樹 (Hideki Kobayashi)

 

 2024年9月21日に開催された「マリンテックグランプリ2024」(主催:株式会社リバネス)にて、B02班メンバーのチーム(チーム名:Hyperspecドローン計測)による、ハイパースペクトルイメージャー搭載ドローンとデジタル技術を融合した新しい環境分析システムについての発表が、地球未来賞を受賞いたしました。

 「マリンテックグランプリ2024」 では、テックプランター2024に応募した336チームの中から選ばれたグランプリ・ファイナリスト12チームが、テクノロジーを活用し、多様な社会課題の解決に繋がりうる基盤技術開発に向けたプレゼンテーションを行いました。 テックプランターは、社会実装志向の技術開発にかける想いを熱くプレゼンテーションするもので、新規性や実現可能性、世界を変えそうか?などに加えて、新技術にかけるプレゼンターのパッションが審査されました。B02班では、ドローン搭載型の分光分析システムで日本中・世界中の自然生態系を10センチスケールで分析し、「誰もが身近な環境の「いま」を理解し、正しい行動がとれる社会の実現へ」をキャッチフレーズに10年先の環境評価ビジネスなどでの利活用を念頭にした新規技術の提案発表を行いました。今後も、森林機能と沿岸環境に着目し技術の実用化に向けてドローンと環境シミュレーション技術の両面から研究開発を進めていく予定です。

図1 ハイパースペクトルドローンの開発風景

 

キーワード:ハイパースペクトル、ドローン、森林観測、沿岸観測