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2022年09月26日

生物圏と大気化学の間の相互作用に関する研究課題

 日本大気化学会では、今後10年間の研究について、関連研究者の意見を踏まえた将来構想の取りまとめを行いました。実験・観測から全球モデルにわたる研究の現状と課題がまとめられており、ぜひ一読をお勧めします。

 生物圏における温室効果ガスや微量物質(揮発性有機化合物や火災起源の各種物質)の放出・吸収に関する課題も取り上げられ、本課題からは伊藤(C01班代表)が「陸域生態系と大気化学」の執筆に協力しました。生物圏と大気の間の相互作用の解明は、デジタルバイオスフェアでも重要な学際的研究課題であり、本領域からも積極的な貢献が期待されます。

引用文献: 持田陸宏、伊藤昭彦、松田和秀、谷晃 (2022) 陸域生態系と大気化学. 大気化学研究 47: 047A05

キーワード: 大気化学、微量ガス交換、将来構想

2022年7月20日掲載