【研究紹介】マングローブのガス交換における潮汐周期の影響
- A分野
- A04班
2025年01月17日
檀浦 正子 京都大学/准教授(森林生態系炭素循環)
本研究では、汽水域のブルーカーボンとして重要な生態系であるマングローブ林のガス交換過程をより正確に理解することを目指し、マングローブ樹木における潮汐・昼夜の連続的な変動がどのようにCO2およびCH4放出量に、生理学的にまた物理的に影響を与えるのかを明らかにすることを目的としました。
石垣島の宮良川河岸に生育するオヒルギ・ヤエヤマヒルギを対象に、樹木の幹や根からのCO2およびCH4放出量の測定を潮汐周期や日周期を考慮に入れて行っています。
キーワード:ブルーカーボン、マングローブ、メタン、二酸化炭素、潮汐周期、日周期