2022年09月22日
海の10年ラボ「北西太平洋の豊かな海洋生態系の未来にむけて」を開催
2021年からスタートした「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」の一環として、ドイツ連邦教育研究省とIOC-UNESCO後援のもと、完全オンライン形式でOcean Decade Laboratoryが2021年6月から1年間に渡って開催されました。
この活動に海洋研究開発機構も参加し、2022年6月1日に国際シンポジウム「北西太平洋の豊かな海洋生態系の未来にむけて」を行いました。水産にとっての“豊かな海”というのは、地域や文化、社会に根差した魚種が安定的に継続的に獲れる海域であることが重要である、民間企業においてはESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮した経営やSDGsに貢献する経営は、企業の経済価値と社会価値の両立において重要視されつつあることなどが紹介されました。
地球環境、気候問題を科学者の知識の中だけの議論に留まらせず、社会までをも含めたアクティビティに展開させることが、今、求められているのではないでしょうか(C02班)。