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2022年11月07日

環境DNA観測網ANEMONEデータベース公開

 ANEMONE(All Nippon eDNA Monitoring Network)は環境DNAを利用した生物多様性観測のネットワークです。2017年より、研究者や行政機関、市民ボランティアが全国877地点、4,153回に渡り実施してきました。ANEMONE DBは、環境DNAを用いた魚類調査のデータベース(ビッグデータ)です。
 近藤(東北大:A03班代表)の統括のもとで開発・運用され、充分なデータが蓄積されたことから2022年6月からオープンデータとして一般に公開されました。環境DNA一次データを蓄積した専用データベースの構築、およびオープンデータとして一般公開されることは世界初となります。

図1. ANEMONE DBのトップページ

図2. ANEMONE DBでは魚種組成がグラフィカルに表示される。これは2021年8月21日午前10:20に実施された若洲公園 (江東区) での調査結果。

キーワード: 環境DNA、生物多様性観測、ビッグデータ

2022年6月1日掲載