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2023年10月06日

地上LiDARを用いた森林構造計測の調査の紹介(A02班)

研究代表者: 竹重 龍一 京都大学/ポスドク(森林生態学)

 昨年からA02班ではドローンLiDARを用いて、主に林冠木の樹冠情報を取得してきましたが、今年度より、林冠に出ていない樹木の情報も取得するべく、地上LiDARを用いた調査も行っています。使用機材はSLAM型のLiDARで (手持ち型で林内を歩き回るタイプ)、三脚固定型の地上LiDARとは異なる解析プロトコルが必要になります。現在は、1haプロットを0.1ha(20×50m)のサブプロット10個に分割し、サブプロット毎にスキャニングを行っています。サブプロット間の境界には白球を設置し、スキャンデータの結合に利用しています。今年度は、ドローン調査と同様、13サイトで調査を行う予定です。

 

キーワード: SLAM, 点群データ, デジタルツイン, 環境省モニタリングサイト1000