研究レポート

【研究紹介】
森林生態系における地上と衛星SIF観測の統合による着葉期CO<sub>2</sub>吸収量の評価

  • B分野
  • B03班
2023年09月28日
両角 友喜   国立環境研究所/特別研究員(植生リモートセンシング)

苫小牧キャンペーンにおいて:

 生態系長期観察タワー上にハイパースペクトルセンサを設置し、ミズナラを主とする北海道の代表的な広葉樹林の林冠スペクトルを測定した。私の着目する植物のクロロフィル蛍光SIFとB03班の秋津主任研究開発員も着目している光化学反射指数PRIを検出し、その毎分間の変化を比較した。植物生理学的なストレスの遠隔推定の可能性について全体会合にて速報を行った。

苫小牧キャンペーンの観測風景

クロロフィル蛍光観測結果と落葉期のササ林床

(2022年11月16日 論文掲載)

 

キーワード: クロロフィル蛍光 地上リモートセンシング 衛星観測 高波長分解能スペクトル 炭素循環